イタリアの銀行はデジタルユーロの開発を提唱

同国の700以上の金融機関が加盟するイタリア銀行協会（ABI）は、デジタルユーロをテストする意向を明らかにした。

ABIは声明の中で、欧州中央銀行の監督の下でデジタル通貨の開発を加速させると発表している。イタリアの銀行は、関連するプロジェクトや実験に参加を検討している。

ABIはすでに、デジタルおよび暗号通貨資産を研究するワーキンググループを結成している。さらに、同協会は国家暗号通貨の発展のための10の提言を行った。

「金融の安定性と欧州の規制当局の要件を完全に遵守することは、デジタル通貨の開発において優先すべきことである。」とABIの声明を出した。

同協会によると、国営暗号通貨の開発により、銀行システムにおける革新的なソリューション、例えばP2P取引や自動システム間の交換などのさらなる応用が可能になるほか、為替レートの管理も可能になるという。

「プログラマブル・デジタル通貨は、それ自体が金融分野におけるイノベーションであり、貨幣や為替を根本的に変えることが可能です。この技術革新は、運用や管理プロセスの効率を大幅に向上させることができます。」とABIの代表者は発表した。。

イタリアの銀行が決済の効率と業務の透明性を高めるためにブロックチェーンを使用することを計画していると以前に報道された。

出典：https://bits.media/