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Waves EnterpriseとMicrosoftはブロックチェーンソリューションを開発するために提携している

  • 執筆者の写真: GLINT 株式会社
    GLINT 株式会社
  • 2020年7月16日
  • 読了時間: 3分

Waves Enterpriseとマイクロソフトのロシア事務所は、ブロックチェーンとクラウド技術をベースにしたエンタープライズソリューションの創出における戦略的協力に合意した。



Waves Enterpriseは、エンタープライズブロックチェーンソリューションで協業するために、ロシアのMicrosoftと5年間の覚書に署名したことを発表した。協力の条件はまだ承認されていないが、Wavesによると、双方はブロックチェーンを "産業資産のトークン化 "だけでなく、新しいサプライチェーンソリューションにも活用したいとしている。


産業資産とは、重機から基本的な事務機器に至るまで、あらゆるものを指すことができるキャッチオール用語だ。ロシアのマイクロソフトのCEOであるKristina Tikhonova氏は、今回の提携は同国の企業がブロックチェーンの導入を開始するための第一歩であると述べている。


「マイクロソフトが革新的なソリューションの開発者をサポートし、ロシアのビジネスの発展のために近代的な技術ツールを広く利用できるようにすることは極めて重要だ。私たちは、このパートナーシップがロシアと世界中の企業部門におけるブロックチェーンの完全な実装に貢献すると確信している。」


Wavesが指摘しているように、今回の覚書のおかげで、同社はブロックチェーン上のエンタープライズソリューションの実装を目的とした共同の取り組みにおいて、Microsoft Azureのクラウド技術を積極的に利用・統合することができるようになる。このように、BaaS(blockchain-as-a-service)という概念に基づいたブロックチェーンアプリケーションやソリューションの新しいモデルが利用できるようになる。BaaSの主なユースケースとしては、サプライチェーンの最適化、データの公証、産業資産のトークン化などが挙げられる。


今回の合意に伴い、Waves EnterpriseはMicrosoft Azure Marketplaceに追加され、Microsoftのグローバルクラウドエコシステムの一環として、ロシアのみならず世界中の幅広い企業がWaves Enterprise製品を利用できるようになるという。


また、このメモでは、Microsoft Azure Stack HubにWaves Enterpriseを含めることも規定されている。これにより、企業はハイブリッドクラウドのシナリオを実装し、Azure Stack環境でWaves Enterpriseのブロックチェーンノードを自社インフラ上に展開することが可能になる。


また、Waves Enterpriseとマイクロソフトは、Waves Enterpriseのブロックチェーンインフラストラクチャと統合するAzureアナリティクスツールをベースとしたクラウドサービスを共同開発する予定だ。また、5年間の契約のもと、両社は企業がブロックチェーンを活用して企業のプロセスを効率化するためのシナリオを共同で開発するという。


今年4月には、Waves Enterpriseプラットフォームがロシアのソフトウェアの登録簿に登録されたことを思い出してほしい。




 
 
 

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