Argo BlockchainがAntminer Z11 Zcashマイニングデバイス750台を買収

マイニング会社のArgo Blockchainは、Zcashのマイニングのために合計474,000ドルのAntminer Z11デバイスを750台追加購入したことが分かった。理由はビットコインのマイニングによる収入の減少とみられる。

ロンドン証券取引所（LSE）への報告書の中で、Argoの経営陣は、機器はすでに設置されており、フルロードで稼働していると発表した。ビットメインのAntminer Z11装置は、Equihashアルゴリズムに基づく暗号通貨、特にZcashのマイニング用に設計されている。Argoはすでに1,000台のAntminer Z11デバイスを保有しており、同社は2019年5月に遡って買収し、Zcashの最大手マイニング業者の1つとなっている。同社によると、現在、ArgoはZcashのハシュレートの約3.5％を占めており、追加デバイスの取得により、この数字は6％に増加する可能性がある。

同時に、Argoの主な活動はビットコインのマイニングだ。5月には、同社の経営陣が18,000台のマイニングデバイスを所有していると発表しており、そのうち17,000台は、最初の暗号通貨をマイニングするためのSHA-256アルゴリズムでの作業に注力しているという。2020年の第1四半期に、Argo Blockchainは記録的な数のビットコイン-918コインをマイニングした。

「状況に関わらず、マイニングインフラへの投資を継続する必要があります。Antminer Z11との連携結果に満足しているので、Equihashアルゴリズムと連携するためにマイニングリソースを拡大することにしました。これが正しい戦略であると確信しています。」とArgo のCEOであるPeter Wall氏は述べている。

彼は、Zcashを採掘するためのより強力なマイナーのリリースにもかかわらず、Argoは、彼らがより速く報われるように、昨年3月にリリースされた古いモデルに投資することを好むと言及した。Peter Wall氏は、マイニングへの投資を「多様化」する必要があると考えている。

今月、Argoは、マイナーの半減により、60BTCの収益が減少したことを報告した。1月には、匿名の暗号通貨Zcashのコミュニティは、マイニングの報酬の20％が暗号通貨の開発者をサポートするために行われるように意見が出ている。

出典：https://bits.media/