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DTCCが証券取引におけるブロックチェーン導入を検討

  • 執筆者の写真: 株式会社 GLINT
    株式会社 GLINT
  • 2020年5月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年6月5日

Depository Trust & Clearing Corporation(DTCC)は、証券取引の処理を迅速化するためブロックチェーンの検討に取り組んでいる。

プロジェクトは2つあり、1つは「ion(イオン)」と呼ばれるプロジェクトで、ブロックチェーン技術を利用して代替可能な決済サービスの可能性を探っている。もう1つの 「Whitney(ホイットニー)」と呼ばれるプロジェクトでは、未公開株の発行・取引にストックトークンの活用を検討している。


現在DTCCは年間およそ2兆ドルの証券取引を処理している。つまり、米国内の株式やその他有価証券ほぼ全ての取引をDTCCが精算・決済している。


専門家によると、ブロックチェーンの活用によって証券取引の処理を改善することができ、市場参加者に影響を与えると考えられている。「ion(イオン)」はPoC(概念実証)段階であり、「Whitney(ホイットニー)」プロジェクトはプロトタイプに近いと言われている。


DTCCのジェニファー・ピーブ氏は以下のように述べています。

「未公開株式市場は自動化レベルを促進させる成熟期に入っている。数十年に渡って公開市場を支えてきたインフラの多くが不足している。「Whitney(ホイットニー)」プロジェクトは新技術によって、ゼロから全く新しいソリューションを開発する素晴らしい機会となるだろう。」


「Whitney(ホイットニー)」はすでにイーサリアムネットワーク上でテストされているが、ブロックチェーンの負荷が高いためスケーラビリティの課題があるという。


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