モスクワ、憲法改正のオンライン投票がブロックチェーン上で実施される

モスクワでは、6月25日に行われる憲法改正の投票がブロックチェーン上で実施されることが分かった。政府によると、この技術により、投票の安全性と透明性が確保されるという。

モスクワ市長の公式サイトによると、モスクワ市の住民は6月5日から6月25日に行われる憲法改正の電子投票を申請できるようになると発表された。投票の安全性と透明性はブロックチェーンによって確保される。ロシア政府によると、ブロックチェーンによって分散化が保証され、電子ニュースレターの情報を変更することが不可能になるという。

発表によると、ブロックチェーンベースのシステムは単一のサーバーを持っておらず、ニュースレターの情報を変更するためにはネットワーク参加者の承認を得る必要があり、これはブロックチェーンが破損から保護されることになる。投票は匿名化のうえ暗号化され、暗号化のために2つのキーが使用される。そのうちの1つはユーザーに付帯し、もう1つは複数に分割され、投票が終わるまで別のネットワーク参加者によって保存されることになる。

モスクワ市民のための電子投票は、6月25日10時に別サイトで開始される予定だ。mos.ruまたはgosuslugi.ruのアカウントを使用してサイト上で認証することができる。投票は5日間行われ、6月30日の20時に終了する。

出典：https://bits.media/